あなたの痛いところはどこ?【頭・首】

頭痛(緊張性頭痛)

頭痛全体の80%は脳腫瘍などの緊急性の高いもの以外です。
そのほとんどが筋緊張性頭痛等であると推測されます。
パソコンなどで目を酷使する方や、頚部に緊張を常に強いられる方に多いと思います。
症状は様々ですが、首の後ろ(項部)の痛み、鈍痛。こめかみ・後頭部の痛み、時には頭全体に帽子をかぶったように痛みが出現することもあります。
関節の反射機能が何らかの原因で異常を起こすと筋肉の緊張が強くなります。
緊張が強くなると血流が不足し酸欠になり、酸欠になると受容器が反応し、痛みとして体に現れます。
治療は関節反射のコントロールセンター的な働きをしている骨盤の仙腸関節と頚部の反射の連携を良くしてあげることで、徐々に痛みが引いてくる事が多く、緊張性頭痛は関節反射の異常が多いという事が分かっています。
もちろん、全てが関節反射の異常からくるわけではありませんから、
ACT療法を行い頭痛が軽減、消失すれば関節反射の異常から発生した頭痛。
全く反応しないようなら他からの原因を考えなければなりません。

上肢、頭頚部の痛みに関しては必ずしも仙腸関節を触らなくても痛みを取ることはできますが、仙腸関節を触ってからの方が反応が格段に良いことは以前も書いたとおりです。

むち打ちの原因と治療

むち打ち(むちうち)は交通事故では高い比率で発生します。
衝突した際に首が鞭のようにしなるので「鞭打ち」と呼ばれていますが、このむち打ちとは俗称で、正式な名称は頚部捻挫となる事が多いです。
主な症状は痛みですが、まれにしびれや吐き気、頭痛めまいなど多彩な症状を出します。
損傷した関節胞や靱帯は通常2〜3週間で損傷部は治癒しますが、それでは痛みがとれない方がほとんどです。

何故でしょうか?

どのケガにも言えることなのですが、靱帯や関節胞の損傷以外に痛みを発生させる原因があり、異常を起こしているものがあります。

それが関節反射の異常です

関節反射の異常はレントゲンやMRIなどの画像診断機器では描写することができません。
その為、損傷後数週間、数ヶ月経過して痛みが残っていてもレントゲンやMRIでは異常が見られないのです。

現在の所、この関節反射の異常を検査できるのは人間の手しかありません。
関節のセンサーは関節を覆っている関節胞や靭帯と言う組織に含まれていますが、その関節胞や靭帯を極微弱な力で刺激します。その刺激によって関節反射の異常が正常化すると痛みやしびれの症状が改善し、治癒に向かっていけば関節反射の異常が原因だったと考えられ訳です。

もちろん全ての症例に当てはまるわけではありませんが、関節反射の異常を改善しないと痛みがとれない事が多いです。

頚椎ヘルニア

整形外科で日常的にみる疾患に「変形性頚椎症」 あるいは「頚椎椎間板ヘルニア」があります。
レントゲン上、首の骨と骨の隙間が狭くなっていて、首の痛みや 手指のしびれがでるとされているものです。
そのしびれのほとんどは錯感覚(さくかんかく)と呼ばれるもので、 神経脱落(麻痺)症状とは違います。
簡単な判断基準として、しびれている場所を触ってみて触られている感覚があれば 錯感覚(さくかんかく)、触られている感覚が無ければ神経脱落(麻痺)と言うことが考えられます。(でも自分で判断しないで専門家にちゃんと診せてくださいね!)
頚椎での神経の圧迫が原因と考えられていますが、 この様な患者さんに関節センサーの異常を取り除くように治療を行うと驚くべき事にたいていの場合しびれが改善し、数週間以内に消えてしまいます。 ACT療法によって神経の圧迫を取り除く事は不可能ですので この場合のしびれは元々神経とは無関係の症状だったということができます。
患者さんの訴える「しびれ」の全てが神経からくるとは限りません。
これは「変形性腰椎症」「脊柱管狭窄症」「腰椎分離すべり症」「腰椎椎間板ヘルニア」 でも同じ事が言えます。 MRIなどの画像検査でヘルニアと診断された患者さんにACT療法を行うとかなりの確率で改善します。
椎間板ヘルニアや骨の変形は痛みやしびれとは直結しません。
MRIにヘルニアが写っていたとしても、それが本当に痛みの原因となっているのかどうかはACT療法をしてみない事には分かりません。
改善すれば、ヘルニアは無関係であることが証明されますし、改善がなければヘルニアを含めた他の疾患が原因でしょうという事になります。
ヘルニアに限らず、整形外科全般における痛みや痺れに ACT療法を行っていくとその病名にかかわらずかなりの症状が改善します。
従来まで運動器の痛みは神経の刺激によるものだと考えられていましたが研究によって
「神経の痛みはごくまれで、その多くは関節からの症状である」 事が分かったのです。
実際現場でACT療法を毎日おこなっていますが、患者さんの訴える「しびれ」や「痛み」はほとんど無くなってしまいますので真のヘルニア等は極々わずかなのだと思います。

首の寝違え

今日は首の寝違えについて。
朝起きると首が痛い! その様な経験をしたことがある方は結構多いのでは。

○寝違えとは?
寝ている最中や、横になってテレビを見ている際、要するに同じ姿勢を続けた際に起こるものです。
「寝違え」とは俗称で、急性頚部痛、もしくは頚部捻挫の方が正しいと言うべきでしょうか。

○何で寝違えるの?
上記でも少し触れましたが、長時間同じ姿勢を続けると関節反射の異常を起こしてしまう事があります。
関節反射が異常を来すと興奮し、周りの筋肉や靱帯を異常に緊張させます。その為に、自発痛や運動痛、頭痛やしびれ等の症状が出るのです。

○治療はどうしたらよいの?
寝違えた際の関節は動きが悪くなっているだけでなく、同時に炎症を起こして腫れいる事が多く、関節反射の異常を矯正した後も少し痛みが残りやすいです。この場合は治まるまで数日〜数週間(個人差が大きい)の期間を要しますが、何も治療しない場合と比較しても格段に早く痛みが引いてきます。
炎症が小さかった場合ならその場で痛みが消えてしまう場合が多いです。
いずれにしても、早期の治療が望ましく、放っておかない方が良いでしょう。

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